流域環境、見つめ直そう　亀岡・南郷池を清掃

　保津峡の開削から400周年の節目を迎え、保津川の水辺環境をあらためて見つめ直そうと8日、同川に通じ亀山城跡に隣接する京都府亀岡市南郷町の南郷池周辺で約190人の市民ボランティアが清掃活動を展開した。

　市民らでつくる実行委員会が、記念の年に保津川本流だけでなく支流域からも環境美化をと、「南郷お堀復活再生プロジェクト2006」として企画。同川に通じる南郷池や支流の雑水川、JR亀岡駅周辺などの清掃に取り組むことにした。
　市民の散歩道となっている南郷池沿いの道では、ポイ捨てされたペットボトルや空き缶、枯れ葉などを拾い集めた。またカヌーとラフティングボートに乗って池の縁の木々に絡まったビニール傘や釣り糸などを回収した。
　参加者の１人、自営業山本秀行さん(43)＝亀岡市大井町＝は「本流につながる場所からきれいにして、子どもたちが親しめる、きれいな保津川になってほしい」と話していた。　（京都新聞）

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Posted by jun at 2006年10月09日 22:04 in 各種イベント