2006年09月24日

外来魚駆除へ初の釣り大会 諏訪湖で24日

 【長野県】諏訪湖漁協は24日、諏訪湖の外来魚駆除を目的にした初の釣り大会を諏訪湖で開く。一般の協力で駆除を進めるとともに、湖の生態系を考えるきっかけにしてほしいと、参加を呼び掛けている。

 同漁協は2000年、諏訪湖でブラックバスの自然繁殖を確認したとして、翌年から国補助による駆除事業を本格化。02年度30万匹、03年度45万匹の実績を挙げ、04年度以降は20万匹程度にまで減った。今年からは補助事業をやめ、捕獲1キログラム当たり400円の買い上げ方式に切り替えた。

 同方式は、買い上げ額が手間に見合わないとする声もあり、駆除を停滞させない意味も込め釣り大会を企画した。対象はブラックバスと近年増えているというブルーギル。湖内と流入河川で釣り上げた重さに応じて買い上げ、賞品も出る。

 当日は午前6時半に諏訪市渋崎の同漁協で受け付けを開始。正午から計量を始め、午後1時で締め切る。参加は無料。禁止されているリール釣りは認めない。 (福沢幸光) (中日新聞)

+Yahoo!ニュース-長野-中日新聞

Posted by jun at 2006年09月24日 11:06 in ブラックバス問題, 各種イベント

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