2006年09月11日

地引き網体験:魚の観察など通じ、琵琶湖の自然環境学ぶ−−大津/滋賀

 ◇これは何の魚? 力を合わせて地引き網体験
 大津市北小松の北小松水泳場で9日、市内の親子らを対象にした地引き網体験があった。1歳から中学3年までの子ども約150人と保護者約280人が参加。子供らは浜から地引き網を勢いよく引っ張り、網に掛かった魚の観察などを通じて琵琶湖の自然環境を学んだ。

 市や志賀町漁協、大津青年会議所などでつくる実行委が初めて開催。地元の漁協関係者らが、船で地引き網(長さ約700メートル)を沖合約250メートルに設置した後、子どもらが両端を持って網を力強く引っ張った。網にはブラックバスやブルーギル、アユなどの魚があふれ、子どもらは「これは何の魚」などと盛んに質問していた。
 ボランティアで参加した地元住民らは、網にかかったブラックバスを天ぷらなどに調理。親子らは瀬田町漁協が提供したセタシジミのみそ汁と一緒においしそうに食べていた。市立和邇小5年、奥村大地君(10)は「地引き網を引っ張るのは重くて大変だったけど、いろいろな魚が見られた」と楽しそうに話していた。【近藤修史】 9月10日朝刊 (毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年09月11日 19:12 in 各種イベント

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