2006年08月28日

ルーク、地元出身のジンクスを打破、初優勝を奪取/BASSメジャー第3戦:最終日

e06341.jpg BASSにおいて、地元出身者が優勝するのは難しいといったジンクスがある。なぜなのか地元選手が頂点に立つケースは稀なのだ。しかし地元の英雄スコット・ルークはその魔物を振り払い、自身BASS初優勝を成し遂げた。この日、ロック(堰)で区切られたリトルロックプール(6ホールコースが開催されているエリア)は、30cm近い急激な減水により、バンクが顔を覗かせた。昨日までのシャローバイトが沈黙。その影響か、昨日のリーダー、ショー・グリズビー・ジュニアがノーフィッシュで帰着。結果的に、ルークにとっては優勝への扉が大きく開いたかたちで逆転制覇を手中に収めた。ルークのウエイトは4尾で7Lb6ozとこの日3番めのウエイトだったが、優勝するには充分。2位に約3Lbの差をつけて圧勝した。「言葉にならないよ。この瞬間を待ちわびていた」と目に涙を溜めたルーク。それもそのはず。フルタイム・アングラーに転身したのは1997年だが、彼のトーナメントキャリアは20年。e06442.jpg97試合めにしてBASS初制覇を達成した。ステージに登ると、会場には地元のファンや知人、家族、しかも彼のメインスポンサーであるAlltel(電話会社)も地元企業という、この上ない優勝劇を演出した。2位以下にはグレッグ・ハックニー、ケビン・ショート、ショー・グリズビー・ジュニア、ゲーリー・クライン、ジェラルド・スインドルが入賞した。

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Posted by DODGE at 2006年08月28日 18:32 in 海外トーナメント:BASS, スナップショット

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