2006年08月25日

55名中11名がノーフィッシュ/BASSメジャー第3戦:初日

major0631.jpg アーカンソー州アーカンサス・リバーを舞台に今季3度め、そして最後のビッグイベント、BASS CITGOバスマスター・レジェンドが開催されている。今大会に出場しているのは、過去の成績や今シーズンの成績、生涯獲得賞金上位者などの選ばれし55名。日本人アングラーでは桐山孝太郎さん、清水盛三さん、大森貴洋さんの3名がクオリファイされた。今大会の特徴は、15inスロットリミット制が導入されていることである。つまり、15in以上のバスでなければウエイインできない。これにより、初日のリミットメイカーは2名、17名が1尾のみのウエイインとなり、11名がノーフィッシュで帰着。スロットリミットだけではなく、高気温、晴天、マッディウォーターも加わり、バイトを散らせたのだった。多くが10Lb以下のローウエイトに悩まされる中、リミットメイクしたスコット・ルークは12Lb13oz、ブライアン・スノーデンにいたっては15Lb8ozと驚愕のグッドサックで初日をリードした。3位には1984年バスマスター・クラシック(アーカンサス・リバー大会)で優勝したリック・クランが入り、4位以下にジェラルド・スインドル、ブレント・チャップマン、スティーブ・ケネディーと続いている。大森貴洋さんが25位、桐山孝太郎さんと清水盛三さんはともにノーフィッシュで初日を終えた。プラクティスではまったく調子の上がらなかったスノーデンだが、この日は早朝バイトで勝負を決めた。「今日は練習でチェックしなかった場所で釣れた。水面を覗いてみたら魚がいたし、カバーも地形的変化もよかった」と好調を解説した。

 アーカンサス・リバーは同州を流れているが、源流はコロラド州で、カンザス州、オクラホマ州、アーカンソー州を流れて、最後はミシシッピー・リバーへと繋がる。ちなみに、現在開催されているWBT第4戦の開催地、レイク・ダーダネルはアーカンサス・リバー水系のリザーバーである。またアーカンソー州とアーカンサス・リバーのスペルはまったく同じ“Arkansas”。しかし、元々はネイティブ・インディアンが用いた言語をスペルに起こしたため、発音が曖昧になり、1881年に州議会によって「アーカンソー」に決定した。しかし、このリバーシステムに関してはアーカンサスと発音されることが多い(カンザス州ではカーカンザス・リバーと呼ばれているよう)。
scott74birth.jpg そして、8月24日、73歳の誕生日を迎えたリアル・レジェンド、レイ・スコットがも会場に姿を見せた。ちなみに、その他2名の選手も同日の誕生日で、アーロン・マーテンスが34歳、ジョン・マーレイが42歳になった。

+Bassmaster.com
+成績

Posted by DODGE at 2006年08月25日 16:45 in 海外トーナメント:BASS

mark-aa.jpg