2006年08月22日

恒例、巨大デッドアナゴ投げ大会が中止に/イギリス

deadcongertossing.jpg 世界には面白いイベントが山ほどあるようだ。イングランドのライムリージスという漁村では年に1度の恒例行事として、あるゲームが行なわれる。漁師たちは2組に分かれ木製の踏み台の上に立ち、巨大なアナゴの死体を投げ合って人間ボウリングをするというものだ。しかし、今年開催される予定だった大会は動物愛護を訴える者によって中止に追い込まれた。

 これは、小さな木片の上に9名の男たちが乗り、彼らに向かって死んだアナゴを投げて、どっちのチームが多くを倒せるかを競うゲームである。アナゴ1尾の重さは25Lbというから、相当巨大な個体を使用している。大会自体は1974年から開催されている。
 この突然の中止騒ぎに、地元、そして遠方のファンも落胆を隠せない。

 ライムリージス在住で地元のライフボートのクルーであり、大会を通じて寄付集め担当のアンドリュー・ケイが、匿名希望者から「このイベントは死んだアナゴを冒涜している」という内容のEメールを受信したところからはじまった。彼はメールの中で、このイベントを撮影し、もっと大きな脅威(動物愛護団体)が注目するように仕向けるとブラックメールを出してきたのだ。
その結果、「我々がアナゴを使って誰かを不快な気持ちにさせるのであれば、イベント開催の価値はないと判断した」とケイ。しかし、「とは言っても、アナゴは死んでいるんだから、アナゴは気にしないと思うけどね」とつけ加えたそうだ。

+topix.net

Posted by DODGE at 2006年08月22日 08:35 in 海外フィッシング事情

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