「こども環境特派員事業」(滋賀県、同県教委、毎日新聞社主催)に参加している子どもたちは18日、環境学習船「うみのこ」での学習プログラムに取り組んだ。プランクトンの観察や水草のしおり作りなど、船の設備を利用した体験学習に加え、嘉田由紀子知事と対話する「湖(うみ)の子環境会議」を行った。
プランクトンの観察では、琵琶湖南湖など4地点の水と水道水を顕微鏡で観察。奈良市立平城小4年、多久和友也君(10)は「南湖の水は汚かった。人間がごみとかを捨てるからだと思う」と分析。湖の子環境会議で嘉田知事に質問した大和郡山市立筒井小4年、山口あかりさん(10)は「質問できてうれしかった」と話していた。【高橋隆輔】
8月19日朝刊
(毎日新聞)