2006年08月03日

ガグリアーディの勢いは衰えず/FLWツアー・チャンピオンシップ:初日

flwchamp061.jpg 8月2-5日の日程でアラバマ州ローガンマーチン・レイクを舞台にWal-Mart FLWツアー・チャンピオンシップが開幕した。FLWチャンピオンシップはBASS CITGOバスマスター・クラシックのクオリファイ形式とは異なり、今大会に出場できるのは、今シーズン、FLWツアーに参戦し最終年間ポイントランキングの上位48名。つまり、プレイオフのような形式で真の年間チャンピオンを決定しようというものだ。大会にはブラケット方式を導入。年間ポイント1位と48位、2位と47位のようにブラケットが決定し、1対1でウエイト対決をする。最初の2日間をこの組み合わせで対戦して、2日間のトータルウエイトが上位の選手が2回戦に進出する。したがって、各組み合わせで「どちらが上位か」は決定するが、「初日のリーダー」というのは存在しない。本戦初日の平均ウエイトが10Lb弱になる中、ひとつ頭が飛び出すかたちでウエイインを盛り上げたのは今シーズン悲願のAOYを奪冠したアンソニー・ガグリアーディ。15Lb12ozをウエイインした。対戦相手のイッシュ・モンローに約13Lb差をつけぐ爆進劇を見せている。しかも試合中、彼らはほぼ同じエリアのパターンを持っていた。モンローはハンプをねらい、ガグリアーディは対岸で岬を攻めていた。ここでモンローはガグリアーディが数尾のグッドフィッシュを釣りあげるのを目撃。「これが、彼がAOYと呼ばれる所以さ」と苦笑した。日本人アングラーでは並木敏成さんがマット・ヘレンと対峙。並木さんが12Lb11ozをウエイイン、ヘレンが8Lb1ozをウエイイン。並木さんが1回戦突破に王手をかけた。またアルトン・ジョーンズと対戦した深江真一さんが11Lb10ozとタイ・ウエイトで初日を終了。明日の成績でセミファイナル進出が決定する。

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Posted by DODGE at 2006年08月03日 21:30 in 海外トーナメント:FLW

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