ヴァタラーロが3度めの栄冠／ストレーン・ノースイースタン第2戦：最終日

　オハイオ州レイク・エリーで開催されているストレーンシリーズ・ノースイースタン第2戦は全日程を終了。予選初日、2日め、3日めとトーナメントリーダーが変わり、誰が大会を制してもおかしくない状況と対峙した最終日に出場したトップ10アングラー。ビッグフィッシュパターンを持っていたとしても、気がつけば足の速いスモールマウスはマイエリアから完全に移動してしまっているケースがよくある。各日程でマイパターンをどれだけアジャストできるかが焦点となった今大会。決勝トータル38Lb10ozをウエイインしたヴィック・ヴァタラーロが見事栄冠を勝ち取った。レイク・エリーは大荒れすることと、スモールマウスが5尾で25Lbクラスのウエイトが飛び出すことで有名だが、今大会、エリーでは初日から無風状態が続いた。しかし、最終日は違った。エリーは本性を見せた。競技中は断続的に雨。強風により7ftの大波も記録。また水上竜巻まで発生するという悪条件だったが、ヴァタラーロはレイク・エリー戦は3勝め（すべてストレーン選）をあげた。「（風や波の影響を考慮して）最初はマリーナの近くでやろうと思ったが、考え直してロングランをした。本当にラフウォーターだった。今は疲れたのひと言だ。完全に燃え尽きたよ」と安堵と優勝で一息をついた。2位以下にはジョー・バローグ、クリストファー・キング、デビッド・ラフィーブル、マイク・ホースキンズが入賞した。

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Posted by DODGE at 2006年07月23日 22:08 in 海外トーナメント：FLW, スナップショット