滋賀県彦根市の矢倉川で、きのう、本来は北アメリカ南部の川や沼に生息する大きなワニガメが見つかりました。
きのう朝、彦根市の矢倉川で魚を捕まえるための仕掛けに巨大なカメがかかっているのを男性が見つけ、県に届け出ました。見つかったカメは、甲羅の長さが32センチ、体重7.5キロのワニガメです。ワニガメは、大きくなると体重が80キロにも達する大型のカメで、甲羅にある規則的な凹凸が特徴です。元々、北アメリカの南部に生息していて、人の指を噛み切るほどあごの力が強い肉食のカメです。動物愛護法により、飼育には自治体の許可が必要ですが、飼われていたワニガメが逃げ出したり捨てられたりすることが問題になっています。
(朝日放送)