2006年06月02日

ニゴロブナ、大きく育って 高島 園児ら水田に稚魚放流

 琵琶湖固有種のニゴロブナを増やそうと、水資源機構琵琶湖開発総合管理所は1日、滋賀県高島市新旭町の太田地区の水田に、ニゴロブナの稚魚を放流した。地元の園児たちが田植えの終わった水田に放した。

 同管理所の「田んぼ池プロジェクト」の一環で、太田地区の協力で実施した。約3ヘクタールの水田に、5月23日とこの日に分けて、計約120万匹の稚魚を放流した。
 この日は、幼児園「静里なのはな園」の5歳児65人が、小さなバケツに体長3−5ミリのニゴロブナの稚魚を入れてもらい、みんなで一緒に放した。園児たちは「小さいのに一生懸命泳いでいる」と話していた。
 放流した稚魚は約1カ月間、水田で育てた後、排水路を通じて琵琶湖に移される。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年06月02日 16:00 in 各種イベント

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