2006年05月29日

保津川で子ら、外来魚を駆除 第1回「水辺と森の学校」 亀岡

 京都府の亀岡の川や森の自然の豊かさを体感しながら、生き物の命の大切さについて学ぶ「水辺と森の学校」が28日開校し、参加した子どもたちが保津川で、アユモドキをはじめとする希少な淡水魚の生息を脅かすブラックバスなどの外来魚を駆除した。

 亀岡市地球環境子ども村が5回シリーズで開く講座の1回目。「全国一斉ブラックバス防除ウイーク」(5月22日−28日)に合わせて、保津川漁業協同組合や市内のNPO法人(特定非営利活動法人)などの協力で行われた。
 参加した18人の子どもたちは、保津川支流でアユモドキ(国の天然記念物)やスジシマドジョウなど絶滅が危ぶまれる淡水魚の生息地を見学。その後、川下り舟の係留場(保津町)で、幅20メートルほどの地引き網を使って、体長40センチ以上のブラックバスや、ブルーギルといった外来魚計7匹を捕獲した。
 網にかかったブラックバスやブルーギルが解剖され、胃袋から小魚が見つかると、子どもたちは「いろんな魚が外来魚に食べられていると分かって恐ろしい。きちんと駆除しないと」と話していた。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年05月29日 12:17 in ブラックバス問題

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