TOPIC & NEWS 2006
2006年05月06日
リースが年間2大会制覇に王手／ストレーン・ウェスタン第4戦：3日め
ウエイトがゼロに戻され再スタートを切ったストレーンシリーズ・ウェスタン第4戦本戦3日め。天候はビッグバイト向けだったがタイドの影響でビッグフィッシュは口を使うにいたらず。大会2日めのようなスーパーストリンガーは持ち込まれなかったが、新たなドラマはこの日も用意されていた。年間総合ポイントランキング暫定1位のジミー・リースが首位に躍り出たことで、今大会優勝と年間優勝の2つを同時に奪冠する可能性が出てきた。リースは第1戦で5位、第2戦で14位、第3戦で優勝と連続上位入賞を成し遂げる会心のシーズンを送っている。今大会も優勝すれば、全4戦中2戦を優勝するという快挙を成し遂げる。そんな再注目選手を追い上げているのが、昨日、ストレーン5フィッシュレコードを樹立したスティーブ・サップである。リースは「もう1勝したいところだ」と語りながらも、地元の英雄サップに関して「彼はまだ彼のベストスポットに行っていないらしい」と警戒。それもそのはず、リースとサップはわずか4ozしか離れていないのだ。油断が許されない最終日を迎えるリースだが、サップとしては昨年のデルタ戦チャンピオンでもあり連続優勝を果たしたいところだろう。3位以下にはマット・ローリー、ジョン・ストレリック、ジャスティン・カーと続いている。またコアングラー部門で出場している前田秀樹さんが首位で最終日へと挑む。
