四万十市具同のトンボ王国内の「あきついお」(四万十川学遊館)で7日「第2回全日本メダカ釣大会」が開かれる。優勝者に実物大の純金雄メダカ(約15グラム)、準優勝者には純銀雌メダカ(同)などが贈られる。
トンボと自然を考える会(酒井泰一会長)が主催。王国のゴールデンウイークのイベントとして、メダカのすめる環境を進めてもらおうと昨年から開いている。
一般、ジュニアの部に分かれ各20人、計40人が挑戦する。競技は直径75センチのたらいに入れたメダカを前に、2人が対戦。予選は持参した竹などで作ったさおで、20分間に早く1匹を釣り上げると勝ち。決勝は予選を通過した10人が20分間で釣り上げたメダカの匹数を競う。
昨年優勝した土佐市蓮池の松本宇央さん(29)は「餌のアカムシを食ってくれそうなメダカの前にたらし、食いつかせて引き上げるのが数多く釣るコツ」とアドバイスする。入館料は大人840円、中高校生420円、小人310円。問い合わせは四万十川学遊館(0880・37・4111)。【真明薫】
5月3日朝刊
(毎日新聞)