2006年05月04日

成田紀明さん、米メジャー・デビュー戦初日はゼロスタート/FLW Series第2戦:初日

flws0621.jpg Wal-Mart FLW Series第2戦が5月3-6日の日程でケンタッキー州レイク・カンバーランドを舞台に開催されている。FLW系トーナメントが同湖を開催地に使用したのは、2004年12月に開催された旧エバースタート・チャンピオンシップ以来約1年半ぶり。優勝ウエイトは10Lb10ozと非常にローウエイトなため、あまりいい印象が残っていない。FLW Series第2戦は冬期の一戦ではないので比較は難しいが、今大会も前回同様に超タフな展開が予測されている。

 本戦初日は濃霧の影響で約2時間半遅れてスタート。これが初日の展開に大きく左右させた。カンバーランドは203平方kmとサイズ的には霞ヶ浦をやや大きくした感じだが、川を堰き止めて完成させたリザーバーだけにショアラインは長い。またバスのストック量が多いのは中流部から下流部といわれており、今回使用されるマリーナ(上流部)からはロングランが強いられる。しかし、2時間半のディレイはロングランを視野に入れたアングラーにとっては痛手となった。しかも、カンバーランドはそこら中に流木が浮遊しているため、フルスロットルで駆け抜けるのも難しい。
 そんな時間的、操船的、エリア的なハンデを背負って開幕した初日のトップウエイトは18Lb3oz。大会の1週間前にエントリーが確定したジョニー・クレイスによって持ち込まれた。カンバーランドの規定により、スポッテッドバスは12in以上、ラージマウスが15in以上、スモールマウスは18in以上でなければウエイインできない。良型のスモールを釣りあげるのは難しいようだが、逆にスモールマウスを制することが今大会を上位入賞のカギでもあるのだ。そんな中、クレイスは初日唯一スモールのみでリミットメイクに成功。2位に約2Lbの 差を付けている。2位以下には順にクラーク・ウェンドランド、ショーン・ホーンク、マイク・ホークス、ラスティー・サレウスクが入っている。日本人アングラーでは深江真一さんが105位タイ、臼井智浩さん、成田紀明さんはノーフィッシュで帰着した。

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Posted by DODGE at 2006年05月04日 09:11 in 海外トーナメント:FLW

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