BASS CITGOバスマスターElite Series第3戦サウスキャロライナ州サンティークーパー大会が3月30日-4月2日の日程で開催された。この大会では大会スタート直前にしてケビン・バンダムがDQになり、初日ウエイイン終了後、アルトン・ジョーンズがDQになった。彼らはともにEシリーズ・ルール12の「ノンボーターがボートを操船できるのは、やむを得ないケースとボートのランチング時だけ」を犯し、大会から抹消された。そして大会から2週間が経過し、今度は同大会からランディー・ハウエルがDQになった。ハウエルはウソ発見器によるテストを受け、通ったはずだったが、なぜか突然大会から抹消された。17位でフィニッシュしたため賞金を返却。合わせて、その大会で加算されたポイントも没収された。
Bassmaster.comにランディー・ハウエル自身による今回のDQに対するコメントが掲載されている。それによると、長い時間をかけてトーナメント・ディレクターを協議した結果、彼は賞金とポイントを返還することに決めたらしい。
ハウエルは大会初日のウエイイン時、彼のパートナーがプラクティス中にボートを操船していた事実を2名の密告者によりオフィシャルに持ち込まれた。それを突きつけられたハウエルは、「あれはスタンプにボートが乗り上げたので、パートナーに運転してもらってスタンプから下りた。やむを得ないケースであり、ルール違反ではない」とコメント。BASSからウソ発見器にかけてもいいかと聞かれ、テストを3回受け、すべてをパスした。ハウエルは大会を17位でフィニッシュしている。
あれから2週間が経過し、BASSはハウエルをDQにしたと発表。DQの理由はルール3.2と12。ルール3.2には、いわゆる「ノーインフォメーションルール」が記載されている場所だ。
しかしBassmaster.comに掲載されたハウエルのコメントによると、彼はルール12について一切触れていない。彼が明らかにしたのは、ノンボーターに操船させたときにそれを見ていた他のアングラーがいて、「(操船させたことを)私と君との間で黙っておこう」と話し合った事実であり、それがルール違反になったと記している。一方でBASSは彼のコメントに対して何も触れていない。
問題は、仮にハウエルが隠していた内容があったなら、なぜ今ごろになって申し出たのか、といったところだろう。ハウエルのコメントの最後には「この文書を持って、今回の件は最後にし、今後コメントする気はない」と書いている。彼はDQを承諾したが、事の真相は完全に解明されないまま過ぎ去ろうとしている。