2006年03月03日

プランクトン25年で半減 琵琶湖、生態系に影響か

 琵琶湖で繁殖する植物プランクトンは過去約25年間に種類が半減、季節ごとに優勢な種類は大きく変化したとの研究結果を滋賀県琵琶湖・環境科学研究センターの一瀬諭専門員らのグループが2日までにまとめた。

 一瀬専門員は「プランクトン社会の変化は全国のどの湖沼でも起こり得る。食物連鎖に影響し生態系を崩す危険性がある」と指摘している。
 一瀬専門員は、琵琶湖の北部中央部分で1978年から毎年月2回、表層水を1ccずつ採取し分析した。水質に大きな変化はないが、プランクトンは種類が多い夏の場合、80年に34種類いたが2000年以降は12、3種類に減少。全体的に小型のものが増え、体に寒天質を持つ種類が増加していた。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2006年03月03日 11:11 in 魚&水棲生物

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