組員捜索、28日朝に再開　長浜港沖の漁船転覆事故

　滋賀県長浜市の長浜港沖の琵琶湖で漁船が転覆した事故で、滋賀県警と市消防本部は27日午後4時半、強風で波が高いため、いったん乗組員の捜索を打ち切った。28日朝に再開する。

　長浜署や長浜漁業協同組合によると、転覆したのは長浜市三ツ矢元町、漁業土田嘉春さん(69)所有の小型漁船（長さ約7・3メートル、0・5トン）。土田さんは午前7時ごろ、前夜に仕掛けた刺し網を引き上げるために1人で自宅を出た。土田さんの車は港近くで見つかったが、本人とは連絡がとれていない、という。
　長浜署などは漁船の引き揚げを試みたが、波が高く、ロープでの固定にとどめた。捜索を見守っていた漁師仲間は「今はふなずしに使うニゴロブナのシーズンだが、この2、3日は風が強いから出漁を見合わせていたのに」と顔を曇らせた。
（京都新聞）

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Posted by jun at 2006年02月27日 23:05 in その他のニュース