薩摩川内市：新年度当初予算案　一般会計、451億6000万円／鹿児島

　薩摩川内市は20日、06年度当初予算案を発表した。一般会計は451億6000万円（前年度比2・2％減）で、2年連続マイナスの緊縮型予算案となった。27日開会の3月議会に提案する。

　歳入では「特定離島ふるさとおこし推進事業」の補助金3億7000万円などが加わった。一方で、地方交付税は4・8％減の141億9000万円となるなど、合計では前年度比2・2％減となった。
　歳出は、土木費が一般道路整備事業などの増加で7・7％増の48億2500万円となったが、農林水産関係で事業終了などに伴って22・4％減となったため、合計では2・2％減少した。
　また、新規事業は66件。ラムサール条約に登録された藺牟田池の水質や生態の調査、外来魚の再放流（リリース）を禁じる条例制定などの「藺牟田池環境保全対策」（682万円）、市内の全中学生約3000人を対象に、英語検定試験の受験費を全額負担する「英語力向上プラン」（857万円）が盛り込まれた。市によると、自治体による英検受験費の全額負担は全国初という。【松谷譲二】2月21日朝刊（毎日新聞）

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Posted by jun at 2006年02月24日 12:04 in 内水面行政関連