2006年02月24日

業者に懲役1年と罰金−カブトムシ密輸入事件

 国内に持ち込みが禁止されているインドネシア産のカブトムシ「パプアミツノカブト」を密輸入したとして、植物防疫法違反(検疫有害動植物の輸入禁止)の罪に問われた橿原市新賀町、奈良オオクワセンター社長川並一士被告(47)の判決公判が23日、奈良地裁葛城支部で開かれた。

 榎本巧裁判官は「生態系の保護、自然破壊の防止といった観点に対する思いが少なく、単にもうかるからとか、客が希望するからといった一面的な見方を優先させた結果であるとしたら、企業の社会的責任の観点から到底許されるべきものでない」と述べ、川並被告に懲役1年、執行猶予4年(求刑・懲役1年)、同社に求刑通り罰金50万円を言い渡した。
(奈良新聞)

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Posted by jun at 2006年02月24日 11:50 in 自然環境関連

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