2006年02月23日

新種か、鯨の骨にゴカイ 相模湾で海洋機構が採取

 海洋研究開発機構は22日、静岡県熱海市沖の相模湾に沈んだ鯨の死骸(しがい)から、新種とみられるゴカイの仲間を発見したと発表した。23日から神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館で公開する。

同機構がことし1月、無人探査機ハイパードルフィンで、深さ約900メートルの海底に沈んだマッコウクジラの骨に取り付いているのを採取した。
 この仲間は、いずれも鯨の死骸から見つかることから「ゾンビワーム」とも呼ばれ、2004年に米カリフォルニア沖で見つかったのが最初。これまでに世界で3種の報告がある。日本では同機構が04年に鹿児島県南さつま市沖約10キロの東シナ海でやはり鯨の骨から見つけ、別の新種とみて調べている。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2006年02月23日 08:08 in 魚&水棲生物

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