【滋賀県】全身が黄色のナマズ(体長約50センチ)が東近江市内の水路で見つかり、琵琶湖博物館(草津市下物町)で保護している。同様のビワコオオナマズ(同約80センチ)が今月、高島市沖の琵琶湖で見つかっており、2匹目のドジョウならぬ“2匹目のナマズ”に同館学芸員も驚いている。
同館によると、黄色のナマズが県内で確認されたのは初めて。21日に東近江市小脇町の水路(幅1−2メートル)で泳いでいるのを、散歩中の男性(53)が見つけた。
突然変異で先天的にメラニン色素が合成されず黄色くなったと考えられ、同館学芸員は「生まれる確率が低いうえに、外敵に狙われやすいため成長すること自体まれ。それが2回も続くなんてびっくり」と話している。
ナマズは傷の治療をした後、同館の展示水槽に移される予定。黄色のビワコオオナマズと一緒にすると食べられる可能性があるため、同じ水槽に入れないという。 (細井 卓也)(中日新聞)
Posted by jun at 2006年01月25日 16:33 in 魚&水棲生物