深江真一さん、悲願の初優勝／FLW Tour第1戦：最終日

　フロリダ州レイク・オキチョビーで開催されていたWal-Mart FLW Tour第1戦は全日程を終了。決勝初日を3位で折り返した深江真一さんが最終日でも安定したウエイトを持ち帰り、FLWにおける初優勝を達成した。深江さんは今大会で注目されたムーンシャイン・ベイには行かず、サウス・ベイで終始スローなバスを攻略。天候、パターンが目まぐるしく変わると伝えられていたが、彼は初日からほとんどスタイルを変えることなくヤマセンコーなどを用いたフィネススタイルで大会を乗り越えた。「AOYを奪取して以来、ずっと優勝したいと考えていた。今日は1尾をミスしてしまって、もうダメだ、もうダメだという思いが何度も脳裏をよぎった」と語りながらも、最後はFLWのステージでは久しぶりの“フカシンスマイル”でトロフィーを掲げた。AOYを獲得した翌年の2005年シーズン、深江さんは第1戦オキチョビー大会を140位で終え、年間成績は99位と2004年の勢いはまったく感じられないほど低迷、悔しい1年を過ごした。しかし今回優勝したことで、また第一線に復活。今後の活躍にも注目が集まる。2位以下にはチップ・ハリソン、キース・ペイス、ケリー・ジョーダン、デビッド・フリッツが入賞した。

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Posted by DODGE at 2006年01月22日 21:45 in 海外トーナメント：FLW