2006年01月18日

東条湖ウィンターリーグ2005-2006第3戦

tojo06winter3-1.jpg 東条湖ウィンターリーグ2005-2006第3戦「ポパイCUP」が1月15日に開催された。寒波の影響で東条湖の気温、水温はともに2月下旬と例年を下回る極寒のコンディション。平常水位よりマイナス13mとはいえ、冬のビックバスを期待させた。ところが本戦当日は上流に位置する大川瀬ダムからの大放水により、一夜にして水位が1m上昇。アングラーは低水温、水位増加、水質のマッディー化などと厳しい展開と対峙した。

 今大会には32名が出場。1年を占う重要な一戦だけに、選手には気合いが漲る。
 バスをコンスタントにプロデュースしてきた赤坂桟橋沖、冬の定番・水天宮岬周辺、サーフィンワンドに選手が集中。正午を過ぎてもタフなレイクは沈黙を破らず、アングラーのロッドは曲がらず時間だけが経過した。
 検量がスタートし、一番乗りで帰着した兵頭孝信がレイクレコードを破る2390g(53.5cm)をウエイイン(それまでのレコードは2180g-52cm。しかもその記録すら1月3日に樹立したもの)。ブッチギリで優勝劇を演じてみせた。
tojo06winter3-2.jpg彼は冬の定番エリアを捨て、濁りのある上流エリアを選択。渓谷入り口下流部にある垂直岩盤をダウンショットリグで攻略。昼に差し掛かり、水温がやや上昇すると、ルアーの着底と同時にロッドに衝撃が走ったという。
 2位以下には順に東嶌佑介さん、松村真樹さん、山本武史さんが入った。ちなみにバスをウエイインできたのは、これら4名のみだった。

+Team Best Run

Posted by DODGE at 2006年01月18日 16:14 in 国内トーナメント

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