2006年01月15日

稚アユ:元気にス〜イスイ 育成場に25万匹を放流−−三次/広島

 三次市三次町、江の川漁協(辻駒健二組合長)は13日、同市向江田町のアユ中間育成場に稚アユ25万匹を初放流した。来月9日まで2回に分け計40万匹を追加放流し、4月上旬の本放流に備える。

 竹原市の県栽培漁業センターでふ化し、体長は5センチ、重さは0・6グラム。大型トラックの水槽から、バケツやビニールパイプで直径8メートル、深さ1メートルの円形プールに移すと、半透明の漁体をくねらせて元気に泳ぎ回った。
 水温を14度前後に保ったプールで、配合飼料を与えて中間育成。体長約10センチ、重さ10グラム前後になる4月上旬から、江の川本・支流の11河川へ放流。5月上旬予定のアユ漁解禁に備える。
 同漁協は今シーズン、中間育成と琵琶湖産、九州の海産を合わせ、250万匹(約21トン)の稚アユ放流を計画している。中間育成場隣に、総事業費1億6000万円をかけて整備した自動加温装置は、温度調節動力制御盤や熱交換器、紫外線殺菌装置など最新の設備を備えている。【小原勝】1月14日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年01月15日 17:10 in 内水面行政関連

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