2006年01月12日

FLWがフェデレーションに5年契約を提示

 ESPN/BASSからの離脱騒ぎの真っ最中、各フェデレーションのプレジデントがフロリダ州オーランドに集結。BASSとフェデレーション間の今後の対応について協議した。それに先駆け、8日、フェデレーションプレジデントとThe Bass Federation Inc.の代表がWal-Mart FLW Outdoors会長、アーウィン・ジェイコブスとも会合していたことは昨日のトップニュースで伝えたとおり。その会合の中で、FLW側は数100万ドルの資金投入によるフェデレーションの活動規模の底上げ、そしてFLW系トーナメントへの優遇など、まずは5年契約で足取りを共にする内容を提示した。

 ソースによると、8日の会合に出席したFLW陣営は、アーウィン・ジェイコブス、チャーリー・エバンス(FLW OutdoorsのCEO)、フォレスト・ウッド(レンジャーボート・ファウンダー)、ランディー・ホッパー(ランジャーボート社長)。彼らはフェデレーションを合併や買収するのではなく、FLWとレンジャーがフェデレーションをサポートするスポンサーとして挙手。5年契約を提示した。
 BFLオールアメリカン・チャンピンシップへの12名枠、フォレスト・L・ウッド・カップ(旧FLWチャンピオンシップ)への2名枠。これらの大会への費用はもちろんFLW持ち。BFLやFLW系大会への優先エントリー、レンジャー・カップへのノミネート、自然保護活動やユース育成活動にかかる資金提供などが契約内容に盛り込まれている。

 ちなみに、10日に行なわれたBASSとフェデレーションの会合で発表された「フェデレーション・ネイション」に盛り込まれた団体戦の州大会のエントリーフィーは100ドル。リージョナル大会が250ドル。さらにフェデレーション・ネイション・チャンピオンシップに出場するにもエントリーフィーがかかるそうだ。

Posted by DODGE at 2006年01月12日 18:00 in 海外フィッシング事情

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