2006年01月08日

フロリダ勢を押さえNC出身のスリフトが優勝/ストレーン・サウスイースタン第1戦:最終日

strense06141.jpg ストレーン・シリーズ・サウスイースタン第1戦フロリダ州レイク・オキチョビー大会は全日程を終了。予選ラウンドの2日間は好天に恵まれ、フロリダらしいビッグウエイトが予想どおり続出。しかし決勝ラウンドに入り天候が変わると、ノーフィッシュで帰着する選手も出はじめ、全体的にウエイトが落ちる。そして迎えた最終日、スタート時点の気温はなんと4℃前後と、オキチョビーが年間をとおして経験するもっとも低い気温となった。このように天候が急変した場合、ローカルアングラーが優勢になるのは当然だが、彼らを押さえて頂点に立ったのは、ノースキャロライナ州出身のルーキー、ブライアン・スリフトだった。

 大会のウエイインは地元出身アーニー・レインが16Lb14ozを持ち込み暫定トップに立つと会場は大きく沸いた。残されていたのは兄のボビーとブライアン・スリフト。しかしグッドウエイトが続いていないだけに、ここままアーニーの逃げ切り優勝かと思われた。そこにスリフトが驚愕の22Lb7ozを持ち込む。続いてボビーが18Lbを超えるグッドウエイトを持ち込むが、トータルで5ozおよばず、スリフトの初参戦初優勝が決まった。
 スリフトは昨シーズン、コ・アングラーとして初のストレーン戦(旧エバースタート)に参戦。全4戦中2戦を優勝。今年からボーター部門で出場している。
strense06142.jpg 最終日までの3日間、彼は午前9時の時点でリミットを持っていたそうだが、この日はその時間帯になってもバイトがない。「この大会も終わったな」と感じてから次の10分間の間に8Lbと9Lbをフックアップ。あっという間に17Lbをライブウェルに収め、その後22Lb7ozにまで伸ばした。彼の使用したのはジグヘッドの先端にブレードのようなリップを搭載したチャターベイトで、ハイドリラマットの穴から穴をスイミングさせた。
 優勝を告げられると「寒いのか緊張しているのは、震えが止まらないよ」と声をビブラートさせた。
 2位以下には順にボビー・レイン、アーニー・レイン、ジミー・マックミラン、カーマン・パティが入賞した。

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Posted by DODGE at 2006年01月08日 23:30 in 海外トーナメント:FLW, スナップショット

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