2006年01月07日

アメリカザリガニ:おめでたい紅白ザリガニ 宍道湖自然館ゴビウスで展示 /島根

 おめでたい正月にちなんで宍道湖自然館ゴビウス(出雲市園町)は、体の色がそれぞれ白と赤のアメリカザリガニを展示し、来館者の目を楽しませている。9日まで。

 展示されている2匹は共に体長約10センチ。白色ザリガニは88年に千葉県で見つかったものの“子孫”。突然変異で白い体になったらしい。紅色ザリガニは90年代に発見されたものの“子孫”で、普通のアメリカザリガニが体の部分によって濃淡があるのに対して、紅一色となっている。
 日本固有のニホンザリガニは北海道、東北地方にのみ生息。現在、各地にいるザリガニの多くは外来種のアメリカザリガニで、同館では身近なザリガニのことを知ってもらおうと2月に生態を紹介する企画展も予定している。
 同館飼育係の寺岡誠二さん(33)は「紅白はおめでたい色。新年にザリガニを見て幸せをつかんでもらえれば」と話している。【細川貴代】

(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2006年01月07日 15:13 in 魚&水棲生物

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