2006年01月05日

新年早々ド派手な幕開け! 133名がリミット達成、首位は23Lb11oz/ストレーン・サウスイースタン第1戦:初日

strense0611.jpg Wal-Mart FLW Outdoorsのストレーン・シリーズが早くも開幕。1月4-7日の日程でサウスイースタン第1戦が同シリーズ恒例のフロリダ州レイク・オキチョビーで火蓋を切った。昨シーズンは昨今の天候不順によりレイク全体が大きなダメージを被い、モンキーボックスと呼ばれるワンエリアにボートが集中したが、今年もレイクは激変。アングラーは再びニューレイクと対峙するかたちとなった。しかしここは世界有数のビッグフィッシュ・ファクトリー。ケイシー・アシュリーが23Lb11ozをウエイインし、ビッグ・オー健在をアピールした。

 2004年、フロリダ州南部はフランシス、ジェーン、チャーリーといった大型ハリケーンに見舞われ、レイク・オキチョビーのベジテーションは次々と破壊された。2004年にメインエリアとなった湖北側のバスは沈黙。変わって2005年度は、唯一水質がいいと言われたモンキーボックスに80%前後の選手が集中する前代未聞の一戦と化した。
 あれから約10ヶ月が経過し、昨年はハリケーン・カトリーナとウィルマが襲来。ルイジアナ州ニューオーリンズを破壊したこれらの天災は、オキチョビーにも大きく影響。モンキーボックスのベジテーションを跡形も無く消し去り、湖南岸の地形も変形させた。
 ハリケーン通過から2ヶ月が過ぎた現在、レイクはいまだドロが浮遊しマッディー状態。そんな中でも比較的クリアな水域に今年もアングラーが集中している。今シーズンはムーンシャイン・ベイが銀座となっているようだ(大まかに説明すると、レイク西側に大きなワンドがあり、ワンドの北側がモンキーボックス。南側がムーンシャイン・ベイ)。
 現在のレイク・オキチョビーの上空には高気圧が停滞していて、昼間の気温は26℃をマーク。プリスポーンバスがベッドへと移行しているので、ビッグストリンガーのチャンスは少なくない。しかし2日め以降に天候は崩れる予報が出ており、決勝は予選に比べさらにタフになると予測される。

 そして本戦初日、サウスキャロライナ州出身のケイシー・アシュリーが23Lb11ozを持ち帰りトップに立った。今回初ストレーン・シリーズを経験しているアシュリーは、「みんなはグラスマットがなくなっただの、去年のパターンが通用しないだのと言っていたけど、私にとっては『なんのことを言っているのか』といったところで、今回初めてオキチョビーに来たから迷いがない」と述べた。12月30日に現地入りした彼は3日間かけて最初のマイエリアを見つけ出した。本戦ではオリジナルのスピナーベイトで8Lb14oz、7Lbを含む7尾をキャッチ。2日めはあえてそのエリアに入らず、決勝に取っておく、と強気なコメントを残した。
 2位以下には順にティモシー・リトル、ブライアン・スリフト、リック・アンケンバウアー、ビリー・ボーエンJrと続いている。
 昨シーズン第1戦で優勝したダレル・デカ、2位のJTケニー、4位のスティーブ・ケネディーは今大会に参戦していない。昨年3位のエドワード・ガイスは初日178位、5位のボビー・レインが38位、6位のサンディー・マルビンが7位につけている。

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Posted by DODGE at 2006年01月05日 14:51 in 海外トーナメント:FLW

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