チームベストランが東条湖の清掃に協力

　8月20日、兵庫県東条湖で毎夏恒例の「東条湖クリーンキャンペーン」が東条町主催で商工会、兵庫県釣針協同組合、商店会、町議会、区長会、近畿農政局鴨川大川瀬ダム管理事務所観光協会および東条湖ランド、東条湖観光などの地元主要企業と、チームベストラン、そしてNBCチャプター兵庫参加選手の総勢87名（地元関係者64名＋NBC関係23名）にて行われた。

　このイベントは兵庫県東条町が主催となって行われているが、来年3月20日に東条町は、滝野町、社町と地町村合併し加東市となるため、東条町としては最後の開催となった。東条湖といえば、昨年JBワールド第1戦が開催され、最近では新団体のMAXトーナメントシリーズのE-MAXが第2戦、そしてNBCチャプター戦やその他の団体の大会も頻繁に開催されるレイクである。そんな東条湖での大会開催をサポートしているのが、NBCチャプター兵庫であり、私設バスフィッシング組織のチームベストランだ。
　チームベストランおよびNBC兵庫が「東条湖クリーンキャンペーン」に参加して４年が経過し、ようやく地元の人々にもクラブの存在を知られるようになっている。
　
　チームベストランの代表であり、NBCチャプター兵庫会長の村下泰健さんによると、現在東条湖は減水傾向にあり、水位は平常水位からマイナス9m。しかし釣果は好調で、サイトフィッシングで30cmクラスが釣れており、有名エリアの水天宮岬、デキシークイーン、Hドックでは50cmオーバーも珍しくないという。
　
　今回の清掃活動は、東条湖の周辺道路などを中心に、アングラーは湖面、水際の担当としてボートにて東条湖の本湖から上流部まで各所に分かれてラインやルアーなどの釣具、カンやビンなどの生活ゴミを回収した。