琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)は夏休みに合わせた従来の自然学習会の2講座に加え、琵琶湖上で学ぶ湖沼学基礎講座や川の生き物調査を新設する。
各講座や調査の内容は以下の通り。
【夏休み自由研究講座】7月24日、同博物館とその周辺で。小中学生を対象に▽地学・化石▽昆虫▽植物−の3コースを実施、学芸員が採集方法や標本の作り方を手ほどきする。石から化石を取り出したり、昆虫や植物の採集も行う。定員は各コース30人。無料。
【湖沼学基礎講座】7月28−30日、同博物館と琵琶湖で。教員や自然に関心のある人が対象。生態系や富栄養化について学習し、船上で水質検査、プランクトン観察を行う。1回だけの受講もできる。定員は各日25人で、1日につき保険料100円が必要。
【生き物飼い方講座】8月4、6日、同博物館で。教員や自然に関心のある人が対象。ザリガニやメダカ、カメなどの飼育方法を指導する。1回だけの受講も可能で、定員は各日30人。無料。
【川の生き物調査】
8月1日、大津市の天神川で。教員や自然に関心のある人が対象。上流から下流に移動しながらカワムツやヤゴなどの水生生物を採り、川の生態を学ぶ。定員10人で、保険料100円が必要。
申し込み方法などは同博物館Tel:077(568)4811へ。(京都新聞)