2018年03月15日

密漁横行もビワマス稚魚を確認 滋賀のグループ

 滋賀県野洲市の家棟川に琵琶湖の固有種ビワマスを呼び戻そうと活動するグループが13日、同川の支流でビワマスの稚魚の捕獲調査をした。昨秋、ビワマスの密漁が相次いだため生息数への影響が心配されたが、昨年並みの18匹を確認し、メンバーは胸をなで下ろしていた。

 調査したのは、NPO法人や県、市などでつくる「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」。2015年度から本格的に活動を始め、産卵床や魚道の整備などに取り組んでいる。稚魚の捕獲調査は、生息状況の確認を目的に童子川と中ノ池川の3カ所で毎年3月に実施。15年度は3匹、16年度は21匹を確認した。
 この日は13人が参加した。昨秋は密漁が横行し、産卵を終えたビワマスの死骸が1匹も発見できなかったという。メンバーは産卵への影響を心配していたが、たも網で岸際を探ると稚魚が網に入り、数を確認した後すべて放流した。
 プロジェクト代表山本義昭さん(74)=同市冨波乙=は「稚魚が見つかって本当によかった。大きく育ち、また川に戻ってきてくれたら」と期待した。

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Posted by jun at 2018年03月15日 15:01 in 魚&水棲生物, 自然環境関連

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