2018年01月24日

ヒアリなど襲来、外来種侵入防げ 京都府がバスターズ結成

 京都府はこのほど、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」など特定外来生物の侵入や定着を防ぐ専門チーム「特定外来種バスターズ」(仮称)を2018年度に結成する方針を決めた。自治会や企業の協力を得て、侵入の可能性が高い場所を監視し、早期の発見、駆除を目指す。

 環境省は、昨年までに生態系を脅かす恐れがある132種類を特定外来生物に指定。輸入や飼育を原則禁止しているが、侵入の防止対策は十分とは言えず、昨年10月には向日市の倉庫会社からヒアリが見つかった。
 滋賀県の琵琶湖ではオオバナミズキンバイが異常繁殖しているほか、大阪府枚方市でも桜や梅の木を枯らすクビアカツヤカミキリが確認されるなど、府内でも外来の植物や生物が侵入、定着する危険性が高まっている。
 専門チームは、府自然環境保全課の職員や環境の専門家らで構成する。府内に侵入する可能性が高い外来生物を選定し、それぞれの種類に応じた侵入防止対策や効果的な駆除方法を検討する。
 自治会や企業にも協力を呼び掛け、侵入の可能性が高い場所の監視や定着を防ぐための活動を依頼する。改定中の外来種マニュアルを用いた研修も実施する。
 外来生物法は、特定外来生物の被害防止を国の責務としている。山田啓二知事は「初動体制を確立するとともに、国には水際対策の強化などを要望したい」と話す。

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Posted by jun at 2018年01月24日 11:07 in 外来生物問題

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