2017年12月17日

琵琶湖疏水の菜の花、獣害深刻 京都の名所、無残

 菜の花の名所として知られ、来春から本格運航する観光船のコースでもある京都市山科区安朱の琵琶湖疏水沿いで、イノシシやシカによるとみられる苗の被害が激しくなっている。育てている住民グループは「来春には例年の5〜6割ほどしか咲かないかもしれない」と危機感を強めている。

 菜の花は20年ほど前から、疏水沿いの桜の開花に合わせて住民が植え始めた。両岸の約250メートルにわたって咲き、近年では外国人観光客も増え、東南アジアなどからも見に来ているという。
 菜の花を育てる「なの花ボランティアグループ」は現在、80代の男性3人を中心に活動している。10月に種をまき、11月末ごろから苗を疏水沿いに植え替えた。しかしイノシシが地面を掘り返したり、シカが苗を食べたような痕跡や足跡が種まき以来、相次いで見つかった。獣害は数年前から続いていたが、今年は特に深刻という。
 グループでネットを張ったり、においのある液体をまいて遠ざけようとしたが、被害は収まっていない。これまでなら間引いていた成長の遅い苗を残しながら育てているが、それでも苗の本数が足らず、沿道に植える長さが例年より短くなっているという。同グループは「何とか来春も来た人に喜んでほしいが、見通しがはっきりしない」と不安を語った。

+Yahoo!ニュース-国内-京都新聞

Posted by jun at 2017年12月17日 12:18 in その他のニュース

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