2016年01月27日

小中学生10人が質問 古座川町で子ども議会

 和歌山県古座川町の小中学生が、町幹部にまちづくりについて質問する「子ども議会」が26日、同町高池の町議会議場であった。全3小学校2中学校の児童生徒計10人が、教育や観光などの分野で町がよりよくなるための提案などをした。

 町議会と町教育委員会主催。子どもたちの地域づくりに対する関心を高め、個々の主体性を育むことを目的に2012年度から毎年実施しており、本年度で4回目。児童生徒は社会の授業で、意見を出し合って質問を考えている。

 代表して質問した「子ども議員」は小学6年生と中学3年生。高池小と古座中から3人ずつ、明神小から2人、三尾川小と明神中から1人ずつが選ばれた。議長は古座中3年の小山慎之介君と前田峰希君が担当。他の児童生徒や教員、町議らは傍聴席やモニターを設置した別室で見守った。

 三尾川小の大西ひなたさんは「町内は雪が積もることがほとんどないので、雪で思いっきり遊んでみたい」と述べ、雪まつりイベントや雪国を訪問する体験交流学習の開催を提案した。

 武田丈夫町長は、昨年6月に玉川学園(東京都)と包括連携の協定を結んだことを挙げ、「同じように玉川学園と連携している雪国の北海道弟子屈町と交流を進めようと話し合っていたところ。交流の一環として雪国体験学習ができないか提案する。早く話し合いがまとまり、実現できるよう努力したい」と答弁した。

 雪まつりイベントの開催については、大量の雪が一度に必要になり、費用などを検討した上で考えたいと述べた。

 古座中の上地健太朗君は、釣り客が多く訪れる佐田地区の七川ダムにブラックバスの回収箱を置き、回収したブラックバスを調理して、新しいグルメとして活用できないかと提案した。

 大屋敏治産業建設課長は、ブラックバスでどのような料理ができるか試すことが必要だと話し「南紀月の瀬温泉ぼたん荘の料理長に話を通したので、上地議員が捕獲したブラックバスを料理長に調理してもらい、食べてみてはどうか。その後、料理長の意見を聞き、上地議員と検討していきたい」と述べた。

 高池小の大屋拓実君は人口減少の対策、洞内健汰君はローラースポーツ場の建設、竹本一晴君は街灯の設置、古座中の聖谷由美さんは名所に無料公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の設置、宮下歌奏さんは猟犬への対処法、明神中の黒岩空君は観光施策と高瀬地区にあるテニスコートへの時計設置、明神小の武田桜花さんは災害に強いまちづくり、小栗叶愛君は図書環境の整備や充実について質問した。

 閉会後、瀧口定延町議会議長が「礼儀正しくはっきりと発言していた。さまざまな提案を頂き、議会としてもまちづくりに生かしていけるように頑張りたい」と講評。黒岩君は「とてもいい経験になった」と話した。

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Posted by jun at 2016年01月27日 16:44 in 外来生物問題, 各種イベント

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