滋賀県や長浜市などが行う竹生島のタブノキ林再生事業の一環として、苗を育てたびわ北小(同市益田町)の児童が24日、市役所でこれまでの活動内容について発表した。
タブノキはクスノキ科の常緑樹。竹生島のタブノキは1990年代からカワウのふん害で枯れる被害が顕著となっている。再生事業は、県や市などでつくる「琵琶湖北部カワウ等対策事業推進協議会」が2013年度から取り組んでいる。
児童は13年9月に竹生島に渡って苗を採取。黒いポットに植え、水を丁寧にやって育てた。今年10月、採取した5、6年生36人が大きさ70〜80センチの苗木に育てた約100本を竹生島に植え戻した。
この日、5年生4人が市社会教育委員らの前で発表。竹生島の歴史を紹介した後、「タブノキは島の1割程度になった」「タブノキの育成は技術的に難しい」などと説明した。中村由羽さん(11)は「昔のように緑の島に戻ってほしい」と話していた。