滋賀県彦根市甘呂町の城陽小の児童たちが19日、学校近くの水田にニゴロブナの稚魚4万匹を放ち、田んぼが魚のゆりかごになっていることを学習した。
地元の彦根市南部土地改良区や湖東地域みずすまし推進協議会などが2005年から催し、水田内で稚魚を育てている。
この日は、5年生42人が参加し、2日前にふ化した体長約5ミリの稚魚を水田約1200平方メートルにバケツからゆっくりと放った。一部は学校でも育てる。
授業で児童は、水田が稲作だけでなく、エサになる豊富なプランクトンがいて、ブラックバスなど天敵がおらず、幼魚が育つ重要な場所であることを学んだ。
1カ月後には水田内で2センチほどに成長した稚魚を近くの用水路から琵琶湖に放流する。種村亮汰(りょうた)君(11)は「まだ小さいが1カ月後にどのくらい大きくなるのか楽しみ」と話していた。