2015年02月11日

河口堰放流で水質改善 県検討会、下段の開閉操作報告

 長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市)の機能を調査・確認する岐阜県主催の同堰調査検討会が9日、岐阜市内で開かれた。水資源機構の長良川河口堰管理所は調節ゲートの下段を開けて一時に大量の水を流す「アンダーフラッシュ操作」が水質に及ぼした効果を説明した。

 操作は夏場に堰上流で低下しがちな底層の溶存酸素量(DO)の改善を狙って昨年は4〜9月に117回実施。全部で10門ある調節ゲートを左右5門ずつ交互に開いた結果、堰上流1キロ地点で75%、同8.2キロ地点でも74%の頻度で底層DOが改善されたという。

 このほか、長良川では昨年度の国土交通省による生物調査の結果、河口から約5キロの桑名市内、同約39キロの羽島市内の河川敷で、同川下流の調査地点では初めて特定外来生物のアライグマが確認されたことも紹介した。

 県は昨年度までの3年間、岐阜市から郡上市白鳥町までの長良川の5漁場で行われた鮎の漁獲調査結果を報告。上流漁場ほど天然鮎の割合は低く、同じ上流漁場でも漁期前半ほど天然鮎の割合が低い傾向が見られたとした。

 検討会には、有識者や各種団体の代表ら委員14人が出席。「フラッシュ操作で水は濁るのか」などと活発に質問した。

+Yahoo!ニュース-東海-岐阜新聞Web

Posted by jun at 2015年02月11日 13:45 in 外来生物問題, 内水面行政関連

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