2015年02月10日

生息拡大許すな!! 外来スズメバチ 長崎・対馬で定着 環境省が防除事業

 環境省は、外来種のスズメバチ「ツマアカスズメバチ」の対策を強化する。現在は長崎県の対馬だけで確認されており、本土への侵入を防ぐことが最大の課題。生息域が広がると生態系や養蜂業に影響を及ぼす恐れがあることから、特定外来生物に指定し、対馬での防除に乗り出す。

 ツマアカスズメバチは中国などが原産。繁殖力が強く、少数でも侵入すると定着しやすい。海外では欧州や韓国に定着し、問題となっている。同省は2013年9月に対馬への侵入を確認。島の全域に分布し、定着していることが分かった。

 ミツバチなどの昆虫を主に食べるため、農林水産業では養蜂業への影響が懸念される。ツマアカスズメバチの定着した国で、飼育されているミツバチが減ったとの報告もあるという。

 同省は、今年3月からツマアカスズメバチを特定外来生物に指定し、対策を強化する。
 15年度は「特定外来生物防除等推進事業」により本格的な防除に乗り出す。生息数を減らすことで分布を対馬にとどめ、本土で広がることを防ぎたい考えだ。

 同事業は、農業被害を引き起こすアライグマやヌートリア、奄美・沖縄のマングースなど、生物多様性を脅かす外来種を防除する。4億5100万円を計上した。14年度補正予算では新女王蜂の捕獲などの緊急対策も講じる。

+Yahoo!ニュース-国内-日本農業新聞

Posted by jun at 2015年02月10日 20:09 in 外来生物問題

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