2015年02月12日

対馬外来ハチ根絶へ1億円

 ミツバチなどを捕食する外来種、ツマアカスズメバチの生息が対馬で確認された問題で、環境省は島内での根絶に乗り出す。約1億円を投じて韓国からの侵入経路を調べ、今後の侵入を防ぐとともに、ほかの島や本土への生息域の拡大を食い止める。

 中国や東南アジアが原産で繁殖力が強いのが特徴。韓国や欧州でも増加するとともに、ミツバチの減少が報告されている。対馬でも島の伝統養蜂や固有の生態系への悪影響が懸念されている。

 国は1月に特定外来生物に指定。3月から保管や運搬、輸入、野外に放つことが禁止される。

 新年度には総合的な防除計画を立案する。韓国からの侵入経路を把握し、再侵入を防ぐための監視方法を検討。対馬から島外に拡散する可能性のあるルートも調べる。

 このほか生態や分布、巣を作りやすい環境を分析。産卵を始める前の女王蜂をわなで捕まえたり、樹木に作られた巣ごと撤去したりするなど、季節に応じた効果的な防除手法も研究する。

 環境省は昨年に発見した巣の状況も公表。市内で150個を確認しこのうち134個を撤去した。10個は住民や民間業者などが取り除き、地形的な要因で取り除けない巣も6個あった。町別では、上県町が77個、上対馬町が50個、峰町は13個、美津島町は6個、豊玉町4個だった。

 環境省九州地方環境事務所は「壱岐や九州本土への侵入を封じ込める必要がある。この対馬で根絶を目指したい」としている。

+Yahoo!ニュース-九州-長崎新聞

Posted by jun at 2015年02月12日 12:46 in 外来生物問題

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