滑川高校(滑川市加島町、開宣之校長)海洋科は12日、県水産研究所(同市高塚)からサクラマスの卵を譲り受け、今季の人工飼育を始めた。県産サクラマスの資源回復を目標に、前身の海洋高時代から続けている取り組みで、ことしで7年目。卵のふ化率は100%に近く、昨年からは成魚の水揚げにも成功するなど、高い飼育技術を確立している。
この日は2年生8人が同研究所を訪れ、卵の中に眼が確認できる「発眼卵」約3800個を受け取った。同校に戻ると、ふ化専用水槽の水温や水質をチェックし、慎重な手つきで卵を入れていった。
卵は22日ごろふ化する見込み。体長5センチ程度まで育てた後、上市川に放流するほか、生態の研究などに生かす。ことしは、淡水魚と海水魚が共に生息できる特殊な水「好適環境水」を使った幼魚の飼育実験で一定の成果を得たことから、一部の卵はこの水で育て、稚魚に至る成長過程への影響なども調べる計画だ。
作業に携わった津田真瑠子さんは「無事ふ化し、大きく育ってほしい」と期待した。
Posted by jun at 2013年12月13日 14:16 in 魚&水棲生物