2013年12月14日

産卵数、昨年の6・4倍 滋賀県、今年の琵琶湖アユ調査

 昨年に産卵数が極端に減った琵琶湖のアユについて、滋賀県は13日、今年は産卵が平年より早く、昨年の産卵数の6・4倍を確認したことを明らかにした。平年の産卵数には戻っていないものの、養殖用の稚アユ(ヒウオ)漁も順調で、琵琶湖を代表する水産資源は回復傾向にある。

 県水産課によると、琵琶湖に流入する11河川で行った調査で、今年は45・1億粒の産卵を確認した。平年値の4割にとどまるが、餌のプランクトン不足などでわずか7億粒にとどまった昨年を大きく上回った。
 今年の産卵は8月下旬に始まり、平年より10日〜半月早い9月中旬にピークを迎えた。同課は「8月下旬以降の雨で水温が下がり、アユが河川に遡上(そじょう)して産卵しやすい条件ができた」と推測する。
 9月中旬の台風18号では琵琶湖や河川が増水したが、同課は「卵の流失などの影響は大きくなかった」と説明する。
 養殖用の稚アユ漁は12月1日から漁を始めた2009年以降では最も早く、養殖業者が発注した計約27・5トンを5日間で捕り終えた。昨年は約26・8トンを確保するのに21日間かかっていた。県は、河川から琵琶湖へ下ったアユは128億匹で、平年の52%とみている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2013年12月14日 16:04 in 魚&水棲生物, 自然環境関連

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