カリフォルニア州モントレー湾に沈んだ貨物コンテナは、多種多様な生物の住処となっている。年の瀬を迎えた今月も、灰色のホヤの仲間や花のようなクラゲ、白いチューブワームが元気に息づいている。
「海底の堆積物を苦手とする生物が頼りにするのがコンテナだ」とモントレー湾水族館研究所(MBARI)のジェームズ・バリー氏は話す。「岩と似たような住み心地なのだろう。ただし特有のデメリットもある」。例えば、はがれ落ちた塗料には有害物質が含まれている可能性があるという。
さらに、侵略的外来種が海洋中に広がる原因にもなりうる。
「世界中の港を行き来しているコンテナ船からは、荒天などによって少なくとも年間1万個のコンテナが失われている。それを足がかりにするのが外来種だ。いつのまにか深海に“ハイウェイ”ができあがって、本来は生息していない場所にはびこる可能性が否定できない」とモントレー湾国立海洋保護区のアンドリュー・デボジェレール(Andrew DeVogelaere)氏は指摘している。
Melissae Fellet for National Geographic News
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Posted by jun at 2013年12月27日 13:52 in 外来生物問題