2013年12月21日

ブラックバス 3漁協に漁業権免許 バス頼み脱却も求める

 今月31日で10年に1度の内水面漁業権免許が期間満了になるのに伴い、県は19日、県内18漁協・漁協連合会に来年1月1日から10年間の新規免許を交付した。河口湖、山中湖、西湖の3漁協に対しては、引き続き外来魚オオクチバス(ブラックバス)の漁業権を認めた上で、将来的にバスに頼らない漁場管理をするよう求めた。

 甲府・県防災新館で新規免許状の交付式が行われ、各漁協の代表者ら約40人が出席。山里直志県農政部長が免許状を手渡した。県は、オオクチバスの漁業権を認めた3漁協に対し、将来的にバスの免許をなくすため、留意事項として(1)放流量の削減(2)代替魚種の育成(3)取り組み状況の報告−などを求めた。

 山中湖漁協の羽田金祝組合長は交付式後の取材に「県の指導に従いながら、オオクチバスの放流量を段階的に減らし、10年後にはバスに頼らない漁場管理を実現したい」と話した。

 免許切り替えに当たっては、生態系への悪影響が問題視されるオオクチバスの漁業権が焦点となったが、県は内水面漁場管理委員会の答申を踏まえ、8月にバスの放流継続を認める漁場計画を決めた。

 2005年に施行された外来生物法は、オオクチバスの放流を禁止している。しかし富士五湖の3湖と神奈川県の芦ノ湖では、法施行前から地元漁協が漁業権を持っていたため、特例措置として3漁協に放流が認められてきた。

+-山梨-山梨日日新聞

Posted by jun at 2013年12月21日 08:37 in 外来生物問題, 魚&水棲生物, 内水面行政関連

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