2013年08月21日

朝倉氏遺跡で外来植物駆除大作戦 美しい景観保存へ参加者が汗

 昔からの美しい景観を守ろうと、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で17日、外来植物を駆除する「外来種の草花バスター大作戦」が行われた。あさくら景観づくりサポーターズや朝倉氏遺跡保存協会のメンバーら約40人が、唐門前の広場で草刈りに汗を流した。

 同遺跡の広場には以前から、外来種のタンポポやブタナが繁殖している。ブタナは刈り取っても3、4日で10センチ以上伸びるため、芝生の生育を阻害しているという。「気温上昇が影響しているのか、今年は特に多いように感じる」(岸田清・朝倉氏遺跡保存協会長)ことから、24、25日の越前朝倉戦国まつりを前に初めて作戦を実施した。

 参加者は早朝、唐門前の広場に集まり、かまやシャベルを手に作業を開始した。黄色い花を咲かせたブタナやタンポポを一本一本丁寧に根っこから抜き取るなど、約2時間かけて広場一帯をきれいにした。

 同遺跡に自生する四季折々の草花の魅力を発信している「あさくら景観づくりサポーターズ」は、8月例会として今回の作戦に参加した。メンバーの女性は「遺跡全体がきれいになって、大勢の観光客の皆さんに満足してもらえればうれしい」と、額の汗をぬぐっていた。

 同サポーターズでは草花の群生ポイントを紹介する「花マップ」を制作中で、「敷地内を歩いてみると、初めて気付く花もある。散策を楽しんでほしい」と呼び掛けていた。

 岸田会長は「自然のままの景観が守られるようこれからもみんなで協力していきたい」と話していた。

+Yahoo!ニュース-福井-福井新聞ON LINE

Posted by jun at 2013年08月21日 16:20 in 外来生物問題

mark-aa.jpg