夏といえば、男の子たちの楽しみがカブトムシ採集。今も昔も汗まみれになってカブトムシやクワガタを探し回った人も多いだろう。最近では大人の飼育愛好家も多く、都市部のスーパーや昆虫ショップは飼育、養殖キットも充実。今年のカブトムシ事情は――。
北海道では今春、国の外来生物法による規制がない動植物でも持ち込みや移動を禁ずる「道生物の多様性の保全条例」が施行された。これによりカブトムシ売買が制限され、屋外飼育などは禁止に。もともと北海道にカブトムシはいなかった。30年ほど前からペットとして本州などから持ち込まれ、それが逃げて増殖したとみられる。
カブトムシは「昆虫の王様」と呼ばれるほど強く、集団で樹液に群がり、他の昆虫に与える影響は大きい。こうしたことから北海道では国産外来種として、ニホンイタチやトノサマガエル同様、規制することになった。
国内におけるカブトムシの流通について、ショップ関係者は「毎年6月に九州などで初出荷が始まって、100匹単位で養殖している場所から全国に広がる。日本全国でひと夏に出回るカブトムシは2億匹以上です。値段は今年はオスが380円、メスが170円前後ですね」と解説する。
国産だけでなく、外国産の珍しいカブトムシは数十万円もする。マニア垂ぜんの中南米原産のヘラクレスは1万5000円以上。飼育セットも売れるので業界は、今年も例年並みの景気になりそうだ。
Posted by jun at 2013年07月12日 18:05 in 外来生物問題