特定外来生物に指定されているチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)が5〜6月、琵琶湖や瀬田川洗堰(あらいぜき)下流(大津市)で相次いで捕獲された。幼魚が含まれ、繁殖が進んでいる恐れもあり、県は「異常事態」と警戒を強めている。
北米原産で体長1メートルを超える。口ひげが8本あり、背びれや胸びれに鋭いトゲを持つ。霞ケ浦(茨城県)で大繁殖し、エビや魚類に深刻な被害をもたらした。外来生物法に基づき、飼育、運搬、放流は原則として禁じられている。
滋賀県水産課によると、琵琶湖では2001年に初めて捕獲。10年までの捕獲数は計8匹だったが、昨年から急増し、今年は5月26日から6月19日までに、雄琴沖など7カ所で計14匹を捕まえた。全長10センチ程度の幼魚も含まれ、繁殖による増加や生息域の拡大が懸念されるという。
同課は「漁業や生物相に取り返しのつかない悪影響を及ぼす危険がある。釣ったら処分してほしい」と呼びかけている。【千葉紀和】
Posted by jun at 2013年07月05日 13:43 in 外来生物問題