2013年06月06日

アライグマ:逃げる 5月27日から盛岡の動物園 敷地内か/岩手

 盛岡市動物公園は4日、飼育展示していたアライグマ1頭が5月27日から逃亡していると発表した。敷地内の裏山にいるとみられるが、周辺の農作物を荒らす被害も予想されるため、周辺の12カ所にワナを設置するとともに、広く情報提供を呼びかけている。

 同園によると、逃げたアライグマは2歳のオスで、体長約50センチ、体重約5キロ。2011年9月、青森県弘前市の動物園からもらい受けた。
 逃亡は5月27日午前11時半ごろ。展示敷地内の小屋の屋根から、約2メートル30センチ離れた来園者用の手すりにジャンプしそのまま敷地内の裏山へ逃げるのを、来園者が目撃した。翌28日、園内の道路を横切る姿を飼育員が目撃したのが最後という。裏山でふんが見つかっており、近くにいるとみている。
 アライグマは生態系に影響を与えかねず、「外来生物法」に基づき、飼育には環境省の許可が必要。辻本恒徳園長は「今回は1頭のみなので周囲の環境への影響は小さい」とし、展示スペースの問題点についても「大きさは他の動物園を参考にしている」と話した。
 環境省野生生物課によると、同園は逃亡直後から同省に報告し、展示施設の見直しなどの指導を受けていた。公表が逃亡の8日後まで遅れたことについて、同園の担当者は「園内にいると思い、早く捕まえようと思っていた」とし、「人を見ると逃げるため危害を加える可能性もない」と話した。
 同園はアライグマをもう1頭飼育しているが、現在は展示を中断している。【浅野孝仁】6月5日朝刊

+Yahoo!ニュース-岩手-毎日新聞

Posted by jun at 2013年06月06日 13:09 in 外来生物問題

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