2013年06月04日

多摩川でミドリガメ急増 大がかりな捕獲作戦で26匹捕獲

 外来生物の多さから「タマゾン川」とも呼ばれる多摩川で、3日、大がかりなカメの捕獲作戦が行われた。

 多摩川で3日、地元のNPO(民間非営利団体)によって、急増するミドリガメの捕獲作業が行われた。場所は、河口からおよそ26km上流にさかのぼった河口堰(せき)付近で、2日、中に魚肉を仕込んだかご15個を仕掛け、カメをおびき寄せた。
 ミドリガメは、北アメリカから南アメリカ北西部まで広く分布する、「アカミミガメ」と呼ばれるカメの仲間で、日本には、もともといないカメだった。
 しかし、須磨海浜水族園の谷口真理研究員は「(ミドリガメの)輸入が始まったのが、1950年代後半。最初は小さくてかわいいんですけど、だんだん、甲羅の大きさが25cmぐらいまで、最大でなるんですよ。持てあまして捨ててしまう人が、かなりいるんじゃないかと思う」と話した。
 そのため、野生化したミドリガメが、多摩川をはじめ、各地の川や池で繁殖しているという。
 ミドリガメの寿命は、人間の平均寿命を超える、およそ100歳前後。
 繁殖力が強いため、環境省は、生態系に悪影響を及ぼす「要注意外来生物」に指定しているが、法による規制はなされていない。
 「おさかなポストの会」の山崎充哲さんは「野良ガメになると、ありとあらゆるものを食べ尽くしながら、生きていこうとします。もう、手を出しただけで、ガブッとやられると、何針か縫うようになりますので」と話した。
 3日は、26匹のミドリガメとクサガメ1匹を捕獲したが、全ての捕獲には至っていない。
 捕獲したミドリガメは、一時保管され、処分はせずに、引き取り手を探すという。

+Yahoo!ニュース-社会-フジテレビ系(FNN)

Posted by jun at 2013年06月04日 13:23 in 外来生物問題

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