播磨地域の中学・高校生が2日、姫路市的形町の福泊海浜公園海岸で植生を現地調査した。1989年に造成された人工海岸にはコウボウムギやハマヒルガオなど多様な植物が自生しており、定点観測を毎年続けている。
生物系クラブに所属する生徒53人が参加。浜辺を1平方メートルごとに区分けし、互いに相談しながら植物の名前や生育範囲を詳細にメモした。初めて参加した県立相生高2年の大鳥矢真人(やまと)さん(17)は「じっくり見ると、いろいろな植物が生えている。元は何もない砂地だったのに自然の力はすごい」と感心していた。
海岸のほぼ全域に植生が広がるが、近年はコマツヨイグサなどの外来種が多くなったという。県立姫路飾西高校の山下明良教頭は「データを蓄積し、播磨地域本来の植生を取り戻すにはどうするべきか考える参考にしたい」と話した。【幸長由子】〔播磨・姫路版〕6月3日朝刊